銀座は、高級ブランドショップから、百貨店、最新のフードやスイーツまで、世界や日本で流行しているものが集結しているエリアです。
また、海外観光客が訪れる街としても知られ、平日土日問わず、大勢の人が訪れています。
一方で、お店や人が多く集まるからこそ、目的地への情報を検索するなど、インターネットは不可欠なエリアとも言える銀座。
そんな銀座で、通りや百貨店、お店に導入されているフリーWi-Fiが「G Free(銀座地区フリーWi-Fi)」です。
そこで、今回は銀座での情報検索に便利なG Freeの特徴や使い方、使えるエリアやお店について具体的に紹介します。
G Free(銀座地区フリーWi-Fi)とは?
G Freeの概要 |
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開始日 | 2012年9月30日(日) |
主に使用できる場所 | 銀座通り、晴海通り、東急プラザ銀座など |
使用料 | 完全無料 |
使用できるキャリア | すべて(キャリアはどれでも利用可能) |
使える時間 | 24時間 |
1回最大接続時間 | 1回60分 ※再接続で複数回利用可能です。 |
多言語対応 | 日本語、英語 |
G Free(銀座地区フリーWi-Fi)は、銀座エリアで利用できるWi-Fiサービスのことです。
外国人観光客やビジネスマンが訪れる人気エリアでもあった銀座で、気軽に情報を発信・取得できることを目的に計画されました。
G Freeは完全無料で利用でき、時間やデータ量に制限がありません。
そのため、ビジネスでの利用はもちろん、観光での情報収集など様々なシーンで活用できます。
また、G FreeのフリーWi-Fiは、心配なセキュリティ対策も配慮されています。
最新の暗号化技術やセキュリティ対策が施されているので、個人情報や通信内容の安全性も確保され、安心して利用できるでしょう。
また、2016年2月からは、銀座プレイス、東急プラザ、大黒屋松屋銀座前店など、一部の店舗でもWi-Fiが使える「G Free Lite」も開始されました。
G Free(銀座地区フリーWi-Fi)が導入されたストーリー
銀座でWi-Fi企画を行うなら「いつでも・だれでも・無料で」できることをモットーに、まず銀座一丁目から八丁目までの銀座通り沿いからサービスを開始しました。
導入するには、いくつか問題点もありました。
とくに、銀座といえばウィンドウショッピングなど、歩きながら色々な物を見ることもあり、Wi-Fiでは電波が途切れてしまう心配がありました。
引用:三菱UFJリサーチ&コンサルティング Wi-Fi環境の活用方策・事例の紹介
そこで、移動しながらでもWi-Fi接続が切れることのないよう、銀座通り沿いをアンテナでカバーし合うとともに、SSIDを全アンテナで統一してパスワードを不要にする仕様を採用しました。
このような試行錯誤の結果、銀座通りは、週末や祝日には歩行者天国となることからも年代問わず観光客が集まる人気エリアで、パスワードなしでだれでも無料で世界とつながることができるようになったのです。
実際、銀座はG Freeの導入で、より海外からの観光客から人気を集め、国際性豊かな街へと進化しました。
G Freeのこれからの計画予定
G Freeの今後は、さらにWi-Fiエリアや使える店舗を拡大していくとともに、人々の行動予測の分析にも活用していく予定です。
曜日別、季節、イベントによって人の動きの予想を立てるなどのデータとして利用し、その情報を銀座の商店街にフィードバックすることで、さらに銀座をよりよく変えていくことでしょう。