オフィスを持たないビジネススタイルは現在のトレンドの一つです。カフェなどでパソコンを立ち上げて仕事をしている姿はある意味かっこよくも見えるかもしれませんが、実は単に自宅で作業するのがつらくなったからなのかもしれません。自宅で仕事をすることは、コストをかけないという点においては非常にメリットがありますが、効率性が高いかと言われると疑問符が残ります。なぜならさまざまな誘惑や邪魔が作業の手を止めてしまうからです。
たとえば、家族と同居している方の場合、お子様の声やテレビが気になることもあるでしょう。ペットを飼っている方は鳴き声がうるさいと感じることもあるかもしれません。また、ついウトウト寝てしまっても誰にも文句は言われませんし、マンガやテレビ、YouTubeをつい自分のペースで見てしまう。そんなことをしているうちに一日が終わってしまい、仕事が片付かなかったということはないでしょうか?
もしそのようなことがあるのであれば、自分自身のいる環境を変える必要があります。強い意思があれば問題ないですが、人間そこまで強くないため、誰もが誘惑に負けてしまうものです。
そこで強く利用をおすすめしたいのが「レンタルオフィス」です。レンタルオフィスはビジネスのスタイルを大きく変化させます。自宅で作業をしていた個人事業主やスタートアップ企業の方は、レンタルオフィスを活用することにより、より集中度を増して仕事に没頭できます。また法人登記が可能なところや備品が無料で利用できるところもありますので、ビジネス拠点としては申し分ありません。オフィスにクライアントを呼ぶこともできれば、これまでオフィスがなくてできなかったことができるようになります。自宅付近にレンタルオフィスがないという方も、バーチャルオフィスとして活用できるレンタルオフィスなら、フレキシブルな仕事ができることでしょう。
今回は、堤通エリアの特色や施設の紹介、レンタルオフィス事情について詳しく見ていきたいと思います。
目次
堤通ってどんなエリア?
堤通(つつみどおり)は、東京都墨田区の町名の一つで、現行の行政地名は堤通一丁目および堤通二丁目からなります。墨田区の北西に位置し、南北に細長いのが特徴です。北側と西側は隅田川に、東側は荒川と隅田川、南は東向島に接しています。なお西側エリアは首都高向島線が通っており、この堤通から首都高に乗ることができます。堤通は南北に約1.2kmにわたり東白鬚公園と白髭東アパートが伸びており、そのエリアの大半を占めています。東白鬚公園には少年野球場やテニスコートがあり、スポーツをするには快適な環境です。
台東区と墨田区を結ぶ隅田川にかかる白鬚橋(しらひげばし)は、1914年に創設されました。「白鬚の渡し」「橋場の渡し」という渡し場があり、船の行き来があった場所でもあります。
この堤通の名前の由来ですが、隅田川の左岸堤防上の道が「堤通り」と呼ばれており、それが由来とも言われていますが定かではありません。
堤通エリアの名所・施設
堤通エリアには目立った名所や施設はありませんが、「木母寺」という天台宗の寺院をご紹介しておきます。貞元2年(977年)に忠円により創建されたと伝えられているこの寺は、この地でなくなった「吉田少将惟房」という名の貴族の子、梅若丸を弔って塚を作り、その横に作られた墨田院梅若寺が始まりとされています。噺家である三遊亭圓朝により創作された怪談噺「怪談乳房榎」にも登場しています。
また域内の梅若公園(堤通2丁目)には榎本武明像が立っています。榎本武明は明治維新の偉人の一人で海軍中将、逓信大臣、文部大臣、外務大臣などを歴任した人物。戊辰戦争の五稜郭の戦いで敗れ投獄されたのち、明治政府に出仕しました。なぜこのエリアに榎本武明像があるかというと、向島が晩年のゆかりの地であったことが影響しています。
その他、堤通エリアにある施設には下記のようなものがあります。
- 堤通公園
- 東白鬚公園
- 隅田川神社 - 源頼朝が創建したと伝えられています
堤通エリアの世帯数および人口統計
堤通エリアのさらに詳しい情報として、世帯数や人口統計の数値を見ていきます。堤通エリアは公園と都営住宅などがあるエリアで、居住者は6,000人程度(2023年6月現在)とそれほど人口が多いエリアではありません。外国人居住者は日本人居住者に比べて5%程度と、それほど多くはありません。
広範囲に渡って都営住宅が連なっているエリアで、1982年に完成した東京都住宅供給公社の「白鬚東アパート」は、計18棟からなる大規模なアパートで、このエリアの多くの居住者が住んでいます。高齢化が進んでおり、住民の多くは高齢者です。
6,351世帯
日本人男性:2,771人、女性:3,245人、合計6,016人
外国人男性:133人、女性:202人、合計335人
※墨田区公式ウェブサイト「墨田区世帯人口現況」住民基本台帳による(令和5年6月)
堤通エリアの交通事情
堤通エリアには鉄道は走っていません。最寄りの駅は東武伊勢崎線の「東向島駅」および「鐘ケ淵駅」がありますが、東武伊勢崎線は東京メトロやJRと比べると本数が少ないこともあり、機動力に欠けてしまいます。押上まで出れば東京メトロ半蔵門線に接続できますので、大手町や渋谷など都心への行き来も十分可能です。
また、堤通のバス事情ですが、都営バス、京成バス、京成タウンバスなどが域内を走っています。
- 墨田二丁目
- 水神前
- 白鬚橋
- 梅若橋コミュニティ会館前
- 地蔵坂
- 墨田区総合運動場
- 墨田五丁目
- 隅田堤
堤通エリアのレンタルオフィス事情
堤通はその域内が公園と集合住宅で構成されたエリアであるため、レンタルオフィスやシェアオフィスなどは存在しません。カフェといったものもあまり存在せず、まさにベッドタウンといった街と言えるでしょう。このエリアを拠点としながらレンタルオフィスを検討する場合には、電車で主要エリアへの移動が必須となります。その場合には、北千住方面と浅草方面が考えられますが、都心に近い浅草方面での検討をまず考えるのが賢明です。
レンタルオフィスを利用して法人登記を検討するのであれば、都心に近いほどビジネスメリットが高いと考えられます。できれば千代田区、港区、中央区といった都心一等地にて拠点を作るのが非常におすすめです。レンタルオフィスでもバーチャルオフィス機能があるところだと、よりフレキシブルな利用ができます。住所は都心部に持っておき、実際の拠点は郊外といった使い方もできれば、事業拡大の道が開けることでしょう。
参考までに、堤通エリアにあるレンタルオフィスの利用料金イメージや形態などを下記に記載しましたので、気になる方はチェックしてみてください。
堤通エリアにあるレンタルオフィス料金イメージ
エリア | 形態 | 料金 | 利用人数 | その他 | |
レンタルオフィスA | 東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」から徒歩5分 | レンタルオフィス | 1名用31,900円〜 | 1名~ | 住所:〒131-0031 東京都墨田区墨田5丁目5-2 |
レンタルオフィスB | 東武伊勢崎線「曳舟」駅徒歩2分
京成押上線京成「曳舟駅」徒歩5分 |
シェアオフィス | 固定デスク1席 月額22,000円〜 | 1名~ | 住所:〒131-0032 東京都墨田区東向島2丁目24-14 2F |
レンタルオフィスC | 地下鉄日比谷線「入谷駅」1番・2番出口から徒歩1分 JR山手線「鴬谷駅」 南口から徒歩6分/JR各線「上野駅」入谷口から徒歩12分 |
コワーキング&シェアアトリエ | ブース月額33,000円〜
フリープラン月額13,200円 |
1名~ | 住所:〒110-0004 東京都台東区下谷1-11-15 ソレイユ入谷 |
バーチャルオフィスとしても利用できるフレキシブルなレンタルオフィス「銀座ビジネスセンター」
堤通エリアにはあまりレンタルオフィスは存在していません。レンタルオフィスがないなら、やっぱり自宅やカフェで作業するしかないのか、と思う人もいるのではないでしょうか。しかしながら、ビジネスを大きく発展させるには、環境は大きな要素となります。自宅でやっていればそれなりの規模にしか成長しませんし、まず人を呼んだりする相互コミュニケーションも難しいでしょう。カフェをベースにしていれば、流浪の民になりがちでフラフラしているイメージは拭い去れません。
そこでおすすめしたいのが、中央区銀座にある時間貸しレンタルオフィス「銀座ビジネスセンター」です。
「銀座ビジネスセンター」は2000年の営業スタートから20年以上も運営し続ける業界の先駆者たるレンタルオフィス。東京都中央区銀座6-6-1「銀座風月堂ビル」5Fにその拠点を持ち、中堅中小法人を中心にスモールビジネス従事者が活用しています。
最寄り駅となる東京メトロ銀座駅からは徒歩2分、JR有楽町駅からも徒歩5分。銀座一丁目駅や新橋駅、東銀座駅なども利用圏内となっており、クライアントとミーティングする場合も、またご自身で利用する場合でも非常に便利です。
月額利用料金は11,000円から、個室利用は別途料金がかかるものの1時間1,760円からと銀座エリアでは比較的リーズナブルな価格設定となっています。ブランド力のなさを痛感してしまっている方であれば、銀座エリアにオフィスを持てることは大きなアドバンテージとなります。
そんな銀座にある「銀座ビジネスセンター」がなぜおすすめなのか、その理由について下記にまとめてみました。
月額11,000円から利用できて(個室利用1,760円から)銀座で法人登記できるレンタルオフィス
「銀座ビジネスセンター」の月額プランは現在のところ全部で4つ。ご自身の予算や事業規模、事業ステージに応じてマッチしたプランを選べます。また、契約は1か月単位となっており、プラン変更も自由に行えるフレキシブルな点は見逃せません。
月額11,000円プラン
バーチャルオフィスとして住所利用がメインの方向けプラン。法人登記や銀行口座開設に利用可能な銀座アドレスが持て、来客受付対応や郵便物や宅配物の受取・保管・転送対応などがサービスに含まれています。
月額22,000円プラン
月額11,000円のプランに電話対応が付加されたプラン。専用電話番号(03番号)が付与され、不在時の電話対応をしてくれます。固定電話サービスが欲しい方向けとなっています。
月額27,500円プラン
月額22,000円のプランにFAX対応が付加されたプラン。事業の性質上、FAXでのやり取りがある方に適したプランです。
月額55,000円プラン
月額27,500円までのプランに加え、個室利用が20時間分付いているプラン(4名部屋相当)です。週に複数回は個室を使いたい方、たまの打ち合わせや面談に利用したい方におすすめです。
契約条件はフレキシブル!すぐに利用開始できるレンタルオフィス
「銀座ビジネスセンター」は契約後、即日利用が可能なレンタルオフィスです。いろいろ検討している間にも埋まってしまう恐れの多い固定型のレンタルオフィスと違い、時間貸しという特性を生かし、いつでもすぐにオフィスを契約できるのは高ポイントとなるでしょう。
その契約内容ですが、必要書類の提出、申込書の記入、捺印、現金か振込による支払いが終了した時点で完了となります。また「銀座ビジネスセンター」では、保証人や保証会社が一切不要で、更新料、保険料、保証金、敷金、礼金などの費用も一切不要です。初月の基本料金は日割りでの計算となります。したがって月途中からの利用となっても無駄なコストが発生することがありません。半年や1年といった契約期間の縛りも一切なく、1か月単位での利用契約で、退会を申し出た翌月末日が退会日となります。途中退会しても違約金もないレンタルオフィスです。
まとめ
堤通エリアあたりを拠点にしている方で、ほどよいワーキングスペースを探している方でしたら、銀座6丁目にある時間貸しレンタルオフィス「銀座ビジネスセンター」を検討してみませんか?
「銀座ビジネスセンター(URL : https://www.ginza-bc.co.jp/)」は月額11,000円から銀座にオフィスを構えることができるレンタルオフィスです。利便性が高く、ビジネス環境の良いオフィスをリーズナブルな予算で利用できることは、ビジネス上の大きなメリットになると考えます。
まずは、公式ホームページにアクセスして、内覧予約を行うところから始めてみてはいかがでしょうか。