橋場のレンタルオフィス│東京都台東区橋場のレンタルオフィスを徹底調査

新型コロナウイルスが終息してきた現在、以前に比べてテレワークやリモートワークが叫ばれることは少なくなりました。しかし、カフェなどでパソコンを立ち上げて仕事をする人々は、減るどころか増える一方です。毎月のように行われる値上げや増税の影響からか、少しでも収入を増やそうとしている人々がネットを活用したビジネスに勤しんでいるように感じます。

パソコンやスマートフォンさえあれば場所を問わず仕事ができる現在、副業ではなくフリーランスや会社を立ち上げて仕事をする人も多いです。しかし、中途半端に仕事をしたところで案件が獲得できず、1年もたたずにサラリーマンに戻ってしまう方もいることでしょう。

仕事を継続的に受注するためには、スキルも当然ながら必要ですが、仕事ができる環境も重要です。カフェでの仕事は気楽にできる点では便利ではありますが、オフィス備品も備わっておらず、環境的にも雑音が多く、ネット環境も不安定である点は否めません。

そこで地に足を付けたオフィスとしてぜひ活用していただきたいのが「レンタルオフィス」です。レンタルオフィスは、専用の個室で誰にも邪魔されずに仕事ができる上、オフィス備品も基本無料で利用が可能です。法人登記ができるレンタルオフィスを利用すれば、対外的な信用度を高められ、通常では実績がない企業だと契約できないエリアにもオフィスを構えることができます。

今回は、橋場エリアの特色や施設の紹介、レンタルオフィス事情について詳しく見ていきたいと思います。

橋場ってどんなエリア?

橋場(はしば)とは、台東区の北東端に位置する町であり、現行の行政地名は橋場一丁目および橋場二丁目で、商業地と住宅地が混在した区域を指します。隅田川に面したエリアで、非常に環境的に良いエリアです。

この橋場の地名の由来ですが、「義経記(ぎけいき)」や「源平盛衰記(げんぺいせいすいき)」の中に、浮き橋を架けたといった記載があります。また江戸城を開いたとされる太田道灌が進軍ルートの途上で橋を架けたとも伝わっています。下総の千葉氏と争っていた太田道灌は、軍事戦略的な理由から武蔵と下総の境目であるこの付近の隅田川(古利根川)に橋を架けたようです。

1913年までは隅田川に、最も古い渡しとして「橋場の渡し」がありました。1964年に行われた住居表示変更により、それ以前にあった浅草石浜町1丁目から3丁目の東側の一部と浅草橋場町1丁目から3丁目全域を新町名にとして「橋場」に命名されています。

橋場エリアの名所・施設

橋場には目立った名所や施設はあまりありませんが、明治の頃このあたりは別荘地帯であり、幕末・明治前期の公家・政治家三条実美の別荘「対鴎荘」がありました。現在は妙亀塚公園にある「妙亀塚」がその名を知られている程度です。この妙亀塚は都の史跡に指定されているもので、説によると人買いに攫われたとされる吉田少将惟房の子梅若が、この橋場付近で死去、その梅若を探してこの地にたどり着いた母親が、梅若の死を知って悲しみ、その後剃髪して妙亀尼と称して庵を結んだといい伝えられており、その梅若伝説にちなんで妙亀塚と呼ばれています。

その他、橋場エリアにある施設には下記のようなものがあります。

橋場エリアの施設
  • 台東区立産業センター
  • 台東区立石浜図書館
  • 橋場寺不動院 - 天台宗の仏教寺院で関東三十六不動霊場の第23番霊場
  • 福寿院 - 曹洞宗の仏教寺院
  • 松吟寺 - 曹洞宗の仏教寺院
  • 保元寺 - 浄土宗の仏教寺院
  • 玉蓮院 - 浄土宗の仏教寺院
  • 台東区立橋場公園

橋場エリアの世帯数および人口統計

橋場エリアのさらに詳しい情報として世帯数や人口統計の数値を見ていきます。住宅地ということもありますが、居住者は5500人程度(2023年6月現在)とそれほど人口が多いエリアではありません。外国人居住者も日本人居住者に比べると5%程度と少な目となっています。

世帯数

日本人のみ:2,780世帯
外国人のみ:146世帯
混合世帯:64世帯
計:2,990世帯

 

居住人口

【男】日本人:2,575人 外国人:117人
【女】日本人:2,598人 外国人:176人
【男女計】日本人:5,173人 外国人:293人 総合計:5,466人
※台東区公式ウェブサイト住民基本台帳による(令和5年6月1日現在)

橋場エリアの交通事情

橋場は地図を見るとよくわかるのですが、電車の駅からはかなり離れたエリアとなっています。最も近い駅は東京メトロ日比谷線南千住駅ですが、隅田川を挟んだ反対側には、東武スカイツリーラインと亀戸線が乗り入れる曳舟駅があります。いずれにしても、駅への移動は20分以上を要するため、橋場エリアを拠点としている方は電車による移動はかなり大変です。

エリア内には、台東区の循環バス「めぐりん」が走っています。このめぐりんは「北めぐりん(浅草回り)」「北めぐりん(根岸回り)」「南めぐりん」「東西めぐりん」「ぐるーりめぐりん」の5路線が走っていますが、橋場には「北めぐりん」「ぐるーりめぐりん」の2路線が走ります。北めぐりんのバス停は「橋場老人福祉館西(産業研修センター)」と「橋場一丁目」、ぐるーりめぐりんのバス停は「橋場二丁目」「橋場二丁目アパート前」「橋場一丁目」となっています。

その他都営バスも利用可能です(橋場一丁目、橋場二丁目、橋場二丁目アパート前)。

橋場エリアのレンタルオフィス事情

橋場エリアは、交通アクセスの不便な点や、住宅街といったエリア特性からレンタルオフィスは存在しません(2023年6月現在)。橋を渡った墨田区の曳舟駅周辺にわずかに見られる以外には、浅草駅近くまで探さないとレンタルオフィス・シェアオフィス等は見つけることができません。もし自宅が橋場エリアにて拠点を構えたいと考えている方は、橋場から出ることを考え、曳舟エリアか浅草エリア、それよりもさらに知名度の高い上野エリアなどにてオフィスを探してみることが必要となります。

なお北千住エリアにおいてはいくつかレンタルオフィスを見つけることはできますが、都心から離れていくことなどを鑑みてここでは紹介しておりません。レンタルオフィスで法人登記を検討しているのであれば、やはり都心に近ければ近いほどビジネスメリットが高く、地場産業でない限りは千代田区、港区、中央区といった都心部にてビジネス拠点を作るのが賢明です。レンタルオフィスであれば、バーチャルオフィス機能を持つところですと住所利用も可能なため、住所は都心部、実際の拠点は郊外といったフレキシブルな使い方も可能です。

参考までに、橋場エリアにあるレンタルオフィスの利用料金イメージや形態などを下記に記載しましたので、気になる方はチェックしてみてください。

橋場エリアにあるレンタルオフィス料金イメージ

エリア 形態 料金 利用人数 その他
レンタルオフィスA 蔵前駅から徒歩3分、田原町駅から徒歩6分、浅草駅から徒歩8分 レンタルオフィス 1名18,700円〜 1名~ 住所:〒111-0042 東京都台東区寿3-9-3
レンタルオフィスB 田原町駅徒歩6分、浅草駅 徒歩6 コワーキングスペース 1日利用1,210

6時間利用1,100

1時間利用220

1名~ 住所:〒111-0036 東京都台東区松が谷 1-11-4
レンタルオフィスC ・京成押上線「京成曳舟駅」たから通り出口徒歩4

・東武伊勢崎線「曳舟駅」東口徒歩4

・東武亀戸線「曳舟駅」東口徒歩4

レンタルオフィス 1名28,600円~ 1名~ 住所:〒131-0046 東京都墨田区京島1-8-8
レンタルオフィスD ・東武伊勢崎線「曳舟」駅徒歩3

・京成押上線「京成曳舟」駅徒歩4

シェアオフィス 固定デスク1席 月額22,000 1名~ 131-0032 東京都墨田区東向島2丁目24−14 2F

※法人登記は不可

1人会社やスタートアップ企業に最適な「銀座ビジネスセンター」

スタートアップ企業や個人事業主、1人会社だとコスト的に厳しいと感じることもあるかもしれません。また、中には個人事業主だと契約不可のところもあります。

そこでおすすめしたいレンタルオフィスが、橋場からそれほど遠くない、銀座にある時間貸しレンタルオフィス「銀座ビジネスセンター」です。

「銀座ビジネスセンター」は2000年より運営をスタート、20年以上にわたって業界を牽引し続けるレンタルオフィスです。銀座6丁目の並木通りとみゆき通りの交差した銀座の一等地にある「銀座風月堂ビル」5階の450㎡のワンフロアーを利用したレンタルオフィス・バーチャルオフィスを併せ持ったハイブリッド型のレンタルオフィスです。契約すれば、法人登記や銀行口座開設に必要な銀座アドレスが利用可能となり、銀座エリアにあるメガバンクの口座開設も「銀座ビジネスセンター」であればよほどのことがない限り開設可能です(ただし業種・業態によっては難しい場合もあります)。最寄り駅となる東京メトロ銀座駅からは徒歩2分、JR有楽町駅からは徒歩5分とアクセスも良く、クライアントも招き入れやすいです。

「銀座ビジネスセンター」の月額利用料金は11,000円から、個室利用は1時間1,760円から利用することが可能となっています。

そんな「銀座ビジネスセンター」がおすすめの理由としては、以下のようなものがあります。

完全密閉型の個室が1時間1,760円から利用可能なレンタルオフィス

一般的にイメージされるレンタルオフィスは、契約期間中、月額固定で利用できるタイプの個室ではないでしょうか。利用者以外は誰も室内に入ることができず、荷物を置きっぱなしにでき、自身のオフィス機器を持ち込んで設置することもできるのが、このタイプです。しかし、このタイプは、利用しても利用しなくても料金が固定でかかってくるため、固定費負担は大きくなります。

また人気のエリアだと空室が出にくいこともあって、退出するのを待つか別の施設を検討する必要があります。それにより、ビジネスチャンスを逃したり、モチベーションが落ちたりすることも多いのが現状です。

しかし、「銀座ビジネスセンター」は時間貸しタイプのレンタルオフィスなので、全22ある個室の中から空いている部屋をいつでも利用したい時に利用可能。1時間1,760円から個室利用ができ、天井までしっかり密閉された完全個室空間が提供されます。集中して仕事をしたい人の場合には、最適のビジネス環境を得ることができるので、仕事がはかどること間違いありません。

また、ネット環境も充実しており、Wi-Fiだけでなく有線LANも用意。ネット通信環境が重視される方の場合には、不自由なく利用できます。施設の四隅には無線アンテナが設置されているため、電波状況は常に快適です。

受付秘書のクオリティが高いレンタルオフィス

「銀座ビジネスセンター」では現在10名程の秘書が常駐し、利用会員へビジネスサポートを行ってくれます。銀座ビジネスセンターで受けられる秘書サービスには、電話・FAX対応、郵便物や宅配物の受取・保管・転送対応、来客時の受付対応などがあります。それ以外にも利用ごとの清掃やアルコール消毒対応、内見時の対応など、多彩な業務をこなしています。

他のレンタルオフィスと大きく異なるのは、「銀座ビジネスセンター」の秘書が全て正社員雇用ということ。そのため、しっかり教育・研修を受けた秘書によるクオリティの高いサービスが受けられます。特筆すべき点は、常にお客様が何を望んでいるかを考えながら業務をこなしている点です。まさに自社のスタッフのような動きをしてくれるので、常にビジネス環境を快適にしてくれます。

まとめ

橋場近くにて快適なワーキングスペースを探しているなら、銀座にある「銀座ビジネスセンター」はとてもおススメなレンタルオフィスです。

「銀座ビジネスセンター(URL : https://www.ginza-bc.co.jp/)」では、常に完全密閉個室が利用でき、ホスピタリティあふれた秘書によるサービスが受けられます。まずは、公式ホームページを開いて、サービス内容を確認してみてはいかがでしょうか。内覧予約を行って、「銀座ビジネスセンター」にて施設の内覧および説明を聞いてみることをおすすめいたします。

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