自分が現在住んでいるエリア周辺にレンタルオフィスがないという人は多いと思います。特に東京都台東区清川に住んでいる方の中には、自宅や近くのカフェを利用してビジネスを行っているという人もいるのではないでしょうか。
自宅やカフェで仕事をするメリットは主にコストにあります。自宅であれば家賃以外のコストは基本的にかからず、カフェであれば数百円のコーヒー一杯で何時間か仕事をすることが可能です。しかしながら、自宅では様々な誘惑に打ち勝って納期と格闘しながら仕事を行わなければならず、カフェでは隣に座る人たちの話し声や1時間ほどで切れるネット回線に悩まされることになるでしょう。
オフィスの環境はビジネスを効果的に行うためには非常に重要な要素です。オフィス備品も全て自己購入するとなるとかなりの金額になるでしょうし、クライアントへの訪問も交通費がかかります。できれば利便性の高いエリアに拠点を構えることで、無駄なコストを抑えることができるかもしれません。
そこで効果的なオフィスとしてぜひ活用したいのが「レンタルオフィス」です。レンタルオフィスであれば、法人登記が可能なところもありますし、専用の個室で邪魔されずに仕事をすることが可能です。さらに、オフィス備品も基本的に無料で利用が可能なので、非常にリーズナブルに利用することができます。レンタルオフィスは最近非常に増えています。
今回は、清川エリアの特色や施設の紹介、レンタルオフィス事情について詳しく見ていきたいと思います。
目次
清川ってどんなエリア?
清川(きよかわ)とは、東京都台東区の地名のひとつで、現行の行政地名は清川一丁目および清川二丁目となっています。この清川は商業地と住宅地が混在しているエリアで、山谷の一部を含み「ドヤ」と称される簡易宿泊施設がいくつか見られます。東は棚場、北は南千住、南は東浅草、西は日本堤に接しています。ちなみに山谷と呼ばれるドヤ街は、清川、日本堤、東浅草一帯の通称です。
清川の地名の由来は調べてみたところ詳しいことは不明です。ただし、1962年に施行された住居表示法により、以前は浅草山谷と呼ばれていたこのエリアが清川に変更されたようです。
清川エリアの名所・施設
清川エリアには「玉姫稲荷神社」という名所があります。日本神話に登場する宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)を祀っており、創建は760年と伝えられています。ただし、1945年の東京大空襲により全焼し、1953年に社殿が再建されました。氏子には地元の靴メーカーがおり、毎年11月にメーカー主導で開催される「靴のめぐみ祭り市」という大安売り市が人気となっています。
また、北西エリアには泪橋という交差点があります。かつては思川という川があったものの、今は川の存在を示すのは名前だけです。この名前の由来は、近くに「小塚原刑場」という処刑場があり、家族が罪人との別れを惜しんだ場所であったことに由来しています。
その他、清川エリアには以下の施設があります。
- 台東区立石浜公園
- 台東区立玉姫公園
- 台東区立石浜図書館
- 本性寺
- 仰願寺
- 光照院
- 浄雲寺
- 通入寺
- 永伝寺
- 出山寺
- 宝蔵院
清川エリアの世帯数および人口統計
清川エリアのさらに詳しい情報として世帯数や人口統計の数値を見ていきます。清川エリアは住宅地と簡易宿泊施設が混在するエリアで、居住者は4,200人程度(2023年6月現在)です。外国人居住者は日本人居住者に比べて10%程度で、それほど多くはありません。山谷地区の名残を持つエリアのため、治安についての懸念がある一方で、昔ほどの不安はないと言われています。しかし、警察との小競り合いなどは現在でも存在します。現在では若い単身者や高齢単身者、老夫婦が主に住むエリアになっています。
日本人のみ:3,757世帯
外国人のみ:347世帯
混合世帯:45世帯
計:4,149世帯
【男】日本人:3,348人 外国人:244人
【女】日本人:1,980人 外国人:252人
【男女計】日本人:5,328人 外国人:496人 総計:5,824人
※台東区公式ウェブサイト住民基本台帳による(令和5年6月1日現在)
清川エリアの交通事情
清川には区域内に駅はありません。最寄りの駅は日比谷線の「南千住駅」または「入谷駅」となります。日比谷線は銀座や霞が関、上野、恵比寿、秋葉原といった都内主要エリアを通っていますので、交通の利便性は決して悪いとは言えません。しかし、駅からの距離があるため、お客様に打ち合わせに来ていただく際には少々不便を感じるかもしれません。
また、清川エリアのバス事情についてですが、エリア内には台東区の循環バス「めぐりん」が走っており、地元住民の足となっています。この「めぐりん」は、「北めぐりん(浅草回り)」「北めぐりん(根岸回り)」「南めぐりん」「東西めぐりん」「ぐるーりめぐりん」の5路線が運行されています。その中で、清川では「北めぐりん」「ぐるーりめぐりん」の2路線が利用できます。
清川一丁目・・・「北めぐりん」「ぐるーりめぐりん」
清川二丁目清掃車庫・・・「ぐるーりめぐりん」
清川エリアのレンタルオフィス事情
清川エリアは交通アクセスがやや不便である点、また簡易宿泊施設が多い地域特性から、レンタルオフィスの存在は確認できません(2023年6月現在)。入谷方向にはいくつかオフィスが見つかりますが、それ以外を探す場合は隅田川を渡り曳舟駅方面を検討すると良いでしょう。
レンタルオフィスは、山の手線内側の都心部に多く見られますが、都心から離れるにつれてその数は減少します。特に日比谷線の入谷駅より北ではレンタルオフィスの数が少ない傾向にあります。
北千住エリアにもレンタルオフィスは存在しますが、都心からの距離やその他の要素を考慮に入れると、このエリアのオフィスはここでは特に紹介しません。レンタルオフィスで法人登記を考えているのであれば、都心に近いほどビジネスのメリットが高まります。また、特定の地域産業に特化した事業展開を考えていない限り、レンタルオフィスを利用する際には千代田区、港区、中央区といった都心部にビジネス拠点を設けるのがおすすめです。バーチャルオフィス機能がついているレンタルオフィスであれば、住所を都心部に設定し、実際の業務は郊外エリアで行うといった柔軟な利用方法も考えられます。
なお、以下に清川エリアのレンタルオフィスの利用料金や形態の参考情報を記載しておりますが、現在のところこのエリアにはレンタルオフィスが存在しないことを再度お伝えしておきます。
清川エリアにあるレンタルオフィス料金イメージ
エリア | 形態 | 料金 | 利用人数 | その他 | |
レンタルオフィスA | 地下鉄日比谷線「入谷駅」徒歩1分 JR山手線「鴬谷駅」徒歩6分/JR各線「上野駅」徒歩12分 |
コワーキングスペース | 基本料金33,000円〜 | 1名~ | 住所:〒110-0004 東京都台東区下谷1丁目11-15ソレイユ入谷 2F |
レンタルオフィスB | 東京メトロ銀座線「浅草駅」徒歩約1分 都営浅草線「浅草駅」徒歩約2分 |
シェアオフィス | オープン席:15分 165円
ブース席:15分 220円 予約制電話BOX:15分 275円~ 個室(1名):15分 319円~ 個室(4名):15分 594円〜 |
1名~ | 住所:〒111-0034 東京都台東区雷門2丁目20-8 プリマヴェーラ3F |
レンタルオフィスC | ・京成押上線「京成曳舟駅」たから通り出口徒歩4分
・東武伊勢崎線「曳舟駅」東口徒歩4分 ・東武亀戸線「曳舟駅」東口徒歩4分 |
レンタルオフィス | 1名28,600円~ | 1名~ | 住所:〒131-0046 東京都墨田区京島1-8-8 |
レンタルオフィスD | ・東武伊勢崎線「曳舟」駅徒歩3分
・京成押上線「京成曳舟」駅徒歩4分 |
シェアオフィス | 固定デスク1席 月額22,000円 | 1名~ | 〒131-0032 東京都墨田区東向島2丁目24−14 2F
※法人登記は不可 |
都内の一等地、銀座にあるレンタルオフィス「銀座ビジネスセンター」
清川エリアにはレンタルオフィスやコワーキングスペースがあまりないため、レンタルオフィスが存在しないなら今まで通りカフェや自宅で作業するので、オフィスは必要ないと思う人もいることでしょう。しかしビジネスの拠点はしっかりしたものを選ばなければ、事業の発展は見込めません。
そこでおすすめしたいのが、中央区銀座にある時間貸しレンタルオフィス「銀座ビジネスセンター」です。
「銀座ビジネスセンター」は、2000年よりすでに20年以上運営し続ける業界の先駆者のレンタルオフィスです。東京都中央区銀座6-6-1「銀座風月堂ビル」5Fにその拠点があり、中堅中小企業を中心として、主にスモールビジネス従事者が利用しています。中には大企業のプロジェクト利用や地方企業のサテライトオフィスとしても使われています。
最寄り駅となる東京メトロ銀座駅からは徒歩2分、JR有楽町駅からも徒歩5分。銀座一丁目駅や新橋駅、東銀座駅なども利用圏内、クライアントを招き入れる際にも自分で利用する場合でも、とても便利な立地に所在しています。
月額利用料金は11,000円から、個室利用は1,760円からと銀座エリアでは比較的リーズナブルな価格設定となっており、非常に利用しやすい特徴を持ったレンタルオフィスです。
そんな銀座にある「銀座ビジネスセンター」がなぜおすすめなのか、その理由について下記にまとめてみました。
月額11,000円から利用可!銀座で法人登記できるレンタルオフィス
「銀座ビジネスセンター」の月額プランは現在のところ全部で4つあり、予算や事業規模、事業ステージに応じてプランを選択できます。契約は1か月単位となっており、プラン変更も自由に行えます。
月額11,000円プラン
バーチャルオフィスとして住所利用がメインの方向けプラン。法人登記や銀行口座開設に利用可能な銀座アドレスが持て、来客受付対応や郵便物や宅配物の受取・保管・転送対応などがサービスに含まれます。
月額22,000円プラン
月額11,000円の上記プランに電話対応が付加されたプラン。専用電話番号(03番号)が付与され、不在時の電話対応をしてくれます。固定電話サービスが欲しい方向け。
月額27,500円プラン
上記月額22,000円のプランにFAX対応が付加されたプラン。事業の性質上、FAXでのやり取りがある方に適したプラン。
月額55,000円プラン
月額27,500円までの上記プランに加え、個室利用が20時間分付いているプラン(4名部屋相当)です。週に複数回は個室を使いたい方、たまの打ち合わせや面談に利用したい方にお薦めです!
「銀座ビジネスセンター」は、会員となった場合に、個室や会議室を必要な時に必要な時間借りることができる時間貸しのレンタルオフィス。月額利用料金とは別に1時間1,760円からの料金がかかってしまいますが、固定で個室を借りるタイプのレンタルオフィスと比べれば、非常に経済的です。
知名度抜群の銀座でビジネスが可能なレンタルオフィス
「銀座ビジネスセンター」は、東京都中央区銀座6-6-1銀座風月堂ビル5Fにあります。このアドレスを自社の住所に利用できるレンタルオフィスのため、対外的に「銀座にオフィスがある会社」として事業展開することが可能です。そのため、ホームページや名刺にも銀座のアドレスが掲載可能、メガバンクの銀座支店での口座開設も可能となります。ただし業種・業態などによっては口座開設ができないケースもあります。
個人事業主や1人社長の場合、しっかりしたオフィスを持たず、クライアントを呼べる環境がない人もいることでしょう。その点、「銀座ビジネスセンター」であれば、クライアントに対して信用度を高めることが可能となります。「銀座ビジネスセンター」を利用すればいつでも対面ミーティング可能。顔を合わせることで、ビジネスの信用度信頼度は高まります。
まとめ
清川エリアでリーズナブルな価格帯でありながら、法人登記が行えて、クライアントの信用を得られるワーキングスペースを探しているのであれば、銀座にあるレンタルオフィス「銀座ビジネスセンター」は最適です。
「銀座ビジネスセンター(URL : https://www.ginza-bc.co.jp/)」であれば、月額11,000円から銀座にオフィスを構えることができます。個室も1時間1,760円で利用可能です。銀座にオフィスがあれば大きなアドバンテージを持ってビジネス展開できることでしょう。
まずは、公式ホームページにアクセスして内容をチェック!内覧予約は簡単に行えます!